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QUEEN OF HERBS

第二回 PMSとホーリーバジル

PMSてなんだ?

ほとんどの男性はおもうでしょう

安心してください

かく言うわたくしも医学について勉強始めるまでは聞いたこともない言葉でした

PMSとは、Premenstrual Syndromeの略で、日本語だと「月経前症候群」といいます

それでも男性にはなんのことだかさっぱりですよね

安心してください

わたくしも全く見当もつきませんでした

しかしながら

この症状は、確実に切実に、世の女性たちの最大の悩みのタネのひとつであり

男性にとっても理解しておかないと、いらぬ被害をこうむる羽目になる現実的な問題なのです

女性のみなさん

たいへんよね

本当に毎月毎月、大変だと思います

要は、女性の身体に現れる、月経前ホルモンバランスの乱れによって引き起こされる無数の苦しみ、の症状が現れる期間のことです

いくつかの例を挙げると...

下腹部膨満感、下腹痛、頭痛、乳房痛、乳房が張る、腰痛、関節痛、むくみ、体重増加、脚が重い、にきび、めまい、食欲亢進、便秘あるいは下痢、悪心、動悸、過剰な睡眠欲、不眠、怒りやすい、反感、闘争的憂鬱、緊張、判断力低下、無気力、孤独感、疲れやすい、不眠、パニック、妄想症、集中力低下、気力が続かない、涙もろい、悪夢を見る、異性に対してのみ攻撃的になり暴力をふるう(Wikipediaより抜粋)

とまあ

男性ならば、布団の中で半べそかいてふて寝しそうな症状のオンパレードです

そして思うのは

私の周囲だけでしょうか?

年々このPMSに悩まされる女性が増加しているような気がしてならないのです

当然、昔からこういうことは存在したのでしょう

しかし、PMSという状態が注目されたのは1931年、医学誌に初めて用語として使用されたのは1953年

その後現代にいたっても男性の認知度は約12%(インターネット調べ)にしかなってません

逆に、女性の3人に1人はなんらかの症状でPMSに悩まされており、約90%近くの女性がPMSの経験がある(インターネット調べ)というデータです

そして

原因は不明とされています

原因が不明ということは

治療法もない、ということです

せいぜい、十分な睡眠を、規則正しい生活を、適切な食事を、もしくは副作用も報告されている薬を

みんな知ってるわい!

とつっこめる対処法を並べられるだけです

では

今回の副題とも言えますが

ホーリーバジルはPMSにとって何をしてくれるのか?

現時点でわかっている範囲の話ですが

上記に述べた多数の恐ろしい症状は

低プロゲステロン高エストロゲン

によって引き起こされるそうなのです

詳細には及びませんが

逆説的に述べていきますと

低プロゲステロン状態を回避するためにはコルチゾールの形成を抑えればいい

コルチゾールのレベルを抑えるには日々ストレスを感受しないことも大事、ですが

そんなことは現代社会、特に都市部で生活している限り不可能~なので

ストレスの感受してもなおコルチゾールのレベルの抑える必要があります

そんなこと

できるのかって?

できるのです

できるらしいのです笑

「アダプトゲン」(Adaptogen)がしてくれるのです

アダプトゲンは、内分泌性ホルモンや免疫システムのバランスを保ち、私たちの体のホメオスタシスを最適に維持してくれるという点で他の物質と比べてユニークであると主張されている。アダプトゲンの正常化機能は、機能が亢進した器官の働きを抑えることも、機能の低下した器官の働きを強めることもできる。しかし、長期間のストレス下に対抗するためのアロスタシス-つまり、ホメオスタシスのように血圧などを固定された一定値に維持するのではなく、環境に適応できるような値に保つ機能-にも有効に働く。(またWikipediaより抜粋)

今回「アダプトゲン」の詳細には入りませんが

こんな素晴らしく便利な物質が存在します

そしてそれがどこにあるかというと

ホーリーバジル

このハーブの女王が、ハーブの中でもトップクラスでアダプトゲンを持っているのです

アダプトゲンの作用がPMSだけに効くわけではなく

ホーリーバジルの全てがアダプトゲンでもありません

ホーリーバジルはPMSの苦しみを緩和してくれる可能性を多分にもったハーブなのです


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